The Azure

動き

2020年11月に観た映画

 

※ネタバレを含むことがあります。

 

 

 

 

イングロリアス・バスターズ

監督:クエンティン・タランティーノ
公開:2009年
原題:Inglourious Basterds

 

およそ1か月ぶりに観た映画は、タランティーノの作品だ。ブラピも出演しているし楽しい。先月全く映画を観ていなかったことに特に深い理由はなく、気が乗らなかったから。

高校で歴史について全くと言っていいほど勉強していなかったため、第二次世界大戦下における各国の関係について分からず、勿体ない思いをした。複雑な事情があるのだろうとしか。

ナチス・ハンター」の異名を持ち、穏やかな表情でありながら実際は冷酷なハンスを演じたクリストフ・ヴァルツの演技が良かった。見たことあると思ったら、『ジャンゴ』でも出演していた人だった。

イングロリアス・バスターズ(字幕版)

イングロリアス・バスターズ(字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

監督:外崎春雄
公開:2020年

 

恋人が「鬼滅の刃を観てみようかな」と言い出したのをきっかけに僕もアニメ本編を視聴。お互い本編を観終わったタイミングとデートをする日が重なったので、せっかくだからと観に行った。楽しかった。

原作も読んでみたいと思う。

 

 

 

 

ノーカントリー

監督:ジョエル・コーエンイーサン・コーエン
公開:2007年
原題:No Country for Old Men

 

 退役軍人のモスが麻薬取引の大金を手に入れてしまったために、敏腕殺し屋のシガーに追っかけまわされる話。平凡だとも非凡だとも捉えられるような味のするストーリーだった。

物語は終始モスに焦点が当てられているのだが、実際の主人公的立ち位置にいるのは、退職間近の保安官エドトム・ベル(名前を憶えていなかったのでウィキペディアを参照した)である。原題も、老人のために国じゃないって言ってるし。残虐な事件を憂う彼のストーリーなのだと思う。あれだけモスの逃走劇を見せておいて、死ぬシーンは取り上げられなかったのだから、彼の存在自体は重要視されていないのかな。わっかんね。

あとは、殺し屋のシガーのキャラクターが本当に良かった。腹の底が全く見えないような表情、目つきを演じきった役者の力量が分かる。最後に交通事故に遭うものの生存する展開も良かった。

ノーカントリー (字幕版)

ノーカントリー (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

アンカット・ダイヤモンド

監督:ベニー・サフディジョシュ・サフディ
公開:2019年
原題:Uncut Gems

 

A24制作、Netflix独占配信の映画。映画制作とか権利とかの話は詳しくないのでよく分からないけれど、どちらも有名なので。監督は『グッド・タイム』のサフディ兄弟らしく、言われてみれば確かに雰囲気が似ているなと納得。

結論から言うとノれなかった。ギャンブル狂いの主人公ハワードが借金まみれになっている様子を見せられるんだけれど、あまりにも自業自得過ぎて見ていられなかった。金がすべて、の価値観を持つと最悪だなと。その不安の煽り方、その技術技量は圧巻だった。

冒頭で描写された命懸けで鉱石を採掘する人々と金に溺れる人々のギャップとかも感じれるね。

 

 

 

ピーチガール

監督:神徳幸治
公開:2017

 

すごかった。

ピーチガール

ピーチガール

  • 発売日: 2019/07/31
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

万引き家族

監督:是枝裕和
公開:2018年

 

日の丸構図で、警官からの質問に答える信代演じる安藤サクラの眼差しに惹かれた。彼女は『愛のむきだし』のイメージが強かったのでその分余計にギャップを感じた。いいよね~。

ラストは祥太とりんそれぞれの目線を描写して終わるんだけれど、あんな終わり方で良いんだね。

セックスする場面もめちゃくちゃ良かった。実際には描かれていないけれど、入りと終了後の雰囲気が完璧すぎる。

 

万引き家族

万引き家族

  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

冷たい熱帯魚

監督:園子温
公開:2011年
英題:Cold Fish

 

村田さん演じるでんでんの腹の底が知れないけれど良さそうな人を感じさせる演技がすごかった。Wikipediaによると数多くの賞を受賞しているみたいで納得した。あれは怖い。

ウジウジして内気な社本が村田の影響を受けて、男性的属性が開花していく、あるいはしていかざるを得ない様が良かった。愛子を犯したことが彼の道徳・モラルの一線を踏みこんでしまったようだった。

2度ある殺伐とした食事シーンも良かった。家族ごっこ

愛のむきだし』が本当に面白かったためそのテンションで観てしまった。さすがに敵わなかった。家族とか父性が大きいテーマなのかな。

冷たい熱帯魚

冷たい熱帯魚

  • 発売日: 2013/12/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

監督:ジョン・リー・ハンコック
公開:2017年
原題:The Founder

 

 冴えないセールスマンのレイがマクドナルド兄弟の経営するマクドナルドのフランチャイズ化に成功していく話。いかにもビジネス的な思考をするレイとあくまでも品質にこだわり全面展開には否定的な兄弟の対立構造が面白かった。

マクドナルド兄弟が、テニスコートで従業員たちにデモンストレーションをさせる場面があるのだけれど、その「試行錯誤している感」が良かった。ワクワクした。

マックでハンバーガーを食べたくなる作品。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(字幕版)

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(字幕版)

  • 発売日: 2018/01/24
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

わたしはロランス

監督:グザヴィエ・ドラン
公開:2012年
原題:Laurence Anyways

 

『胸騒ぎの恋人』でもセクシュアルマイノリティが取り上げられていたが、今回もそう。性同一性障害の方が主人公である。

グザヴィエ・ドランのカメラワークが特殊で一貫性がなくてふわふわしているというか、決定打に欠けるような撮り方をする。おもしろい。

自身の性が女性であるということをカミングアウトしたロランスのパートナーである、フレッドの葛藤を感じれた。なんとか認めようと、彼氏のためにカツラをプレゼントするシーンが良かった。

手紙を読んでいるフレッドに大量の水がかかる描写など、現実離れした表現が映画ならではで素敵だった。

わたしはロランス

わたしはロランス

  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

七つの会議

監督:福澤克雄
公開:2019年

 

安易な言葉だけれど「黒幕」がスイスイ発覚していく愉快な展開をみせる。八角を演じる野村萬斎の立ち方が不自然すぎたけれど、あれで楽な姿勢なのか。あれは楽な姿勢ではないだろう。

作中でたびたびドーナツが登場する。ありゃ食べたくなるね。

「悪を成敗する」という仮面ライダー的展開で見やすかった。その悪にも背景があるという設定もそれっぽい。ただ、ラストシーンの八角の語りはしんどかった。

それにしてもあの立ち方は楽じゃないだろう。

七つの会議

七つの会議

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

監督:ジャン=マルク・ヴァレ
公開:2016年
原題:Demolition

 

洒落た邦題に対して、原題は「Demolotion(解体)」、原題の方がしっくりくるような気もするけれどポエミーなタイトルも悪くない。リバティーンズ革命。

主人公がロックを聴きながらハンマーを振りかざすシーンは本当に良かった。全体としては穏やかなノリなのに、あの解体のシーンが緩急をつけている。音楽もいい。

メリーゴーランドを使うの良いね。どこにも進めないあのアトラクションはそういうメタファー?暗示?考えすぎ?

ウェブ記事を読んでみると様々な考察が飛び交っている。飛び交え!!!

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(字幕版)

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(字幕版)

  • 発売日: 2017/08/23
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン

監督:スティーヴン・スピルバーグ
公開:2002年
原題:Catch Me If You Can

 

監督がスピルバーグで、主演がトム・ハンクスレオナルド・ディカプリオ ってそうそうたる布陣じゃないか、これは。よく聞く名前だし。

楽しげなアニメーションから始めるのが良かった。実際に起きた事件を元にした作品らしいので、劇的な展開はなかったものの、最後まで楽しく観れた。

口が達者で常人離れした能力を持つ主人公も、所々で父の仕草(2匹のネズミの話やネックレスのプレゼントなど)を引用している。父への敬愛の姿勢から彼の人物像を読み取れる。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (字幕版)

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

ディパーテッド

監督:マーティン・スコセッシ
公開:2006年
原題:The Departed

 

アイルランド系ギャングを壊滅させるため、警察は1人の新人警察官を組織に潜入させる。だが、ギャングもまた、スパイを新人警察官として警察に送り込んでいた。(Netflix

こんな紹介文を読んだら「ははん、互いにスパイを送りあって複雑なストーリーになるやつだな」と思うじゃんね。こりゃ、ネタバレだよ!!!ネットフリックスさん!!!面白かったので良かったんだけどね。最後までシビレれた。

伏線が張り巡らされていて、一度見ただけでは全容を掴むことができなかった。頭が混乱する感覚も楽しい。脚本でぶん殴られているような感じ。

挿入歌が良かった。どの部分かは忘れた。

このごろディカプリオが出演している映画しか観てない。レオナルド・ディカプリオって全ての映画に出演しているらしいです。

ディパーテッド (字幕版)

ディパーテッド (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

ブラッド・ダイヤモンド

監督:エドワード・ズウィック
公開:2006年
原題:Blood Diamond

 

 またしても・ディカプリオ

「宝石」「争い」という点からみると『アンカット・ダイヤモンド』のようだがこちらは、採掘場や現地での内戦に焦点が当てられている。そもそも時代背景も違うか。

ジャーナリストとの色恋沙汰をわざわざ描写しなくても良かったのではないかと思いつつ、そういうのがないと物語の盛り上がりに欠けるのにも頷ける。

 

ブラッド・ダイヤモンド (字幕版)

ブラッド・ダイヤモンド (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

コドモのコドモ

監督:萩生田浩二
公開:2008年

 

小学5年生の女の子が幼馴染との子を身籠ってしまい、子供たちだけで出産する話。漫画が原作みたいだ。

幼い少女が子を授かることと彼女の祖母の逝去が対比的に表現されていたり、性について正しく理解していない子供たちに対して躍起になって性教育を施そうとする教師の姿があったりした。

妊婦となった彼女の乳歯が抜けるシーンがとても良かった。

コドモのコドモ

コドモのコドモ

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

T2 トレインスポッティング

監督:ダニー・ボイル
公開:2017年
原題:T2 Trainspotting

 

トレインスポッティング』の20年ぶりの続編にあたる作品。前作からの引用も多いので、それを観ている前提でつまりは前作のファン向けの作品である。

前作も挿入歌が良かったが今作もそのアプローチは健在で、ワクワクするような音楽の使い方で楽しかった。またSpotifyトレインスポッティングのプレイリストを聴きたくなる。

レントンがchoseについて語るシーンは冗長すぎるとも見れたが、前作であれだけ取り上げられたのだから悪くないだろう。

何を選択してきたか、これから何を選択するのか、僕は必死になって考えなければならないし、考えないようにしなければならない。

T2 トレインスポッティング (字幕版)

T2 トレインスポッティング (字幕版)

  • 発売日: 2017/08/09
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

トレーニング デイ

監督:アントワーン・フークア
公開:2001年
原題:Training Day

 

新米刑事のジェイクが麻薬取締課に配属された初日(トレーニングデイ)を描いた映画。1日にあんなことやこんなことが凝縮されている。

朝には上司のご機嫌取りをしていたジェイクが夜には無法地帯の人間にも認められるようになり、彼の変貌ぶりを見るのが楽しかった。目の鋭さ。

あとは僕の生まれた年の映画なのでめでたい。

トレーニング デイ (字幕版)

トレーニング デイ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

ヒミズ

監督:園子温
公開:2012年
英題:Himizu

 

映画作品とその監督を結び付けすぎるのはいささか無粋かもしれないが、この作品も園子温要素を多く感じた。二階堂ふみ演じる茶沢を見上げるアングルで怒涛のセリフを吐かせるのは『愛のむきだし』のヨーコの浜辺のシーンらしかったし、ラストシーンからこれ見よがしに描かれた青春っぽさも似ていた。キャストはほとんど『冷たい熱帯魚』だったし。園子温、友だち少ないのかな。

茶沢の住田に対する愛情表現が本当に素敵だった。良かった。住田頑張れ!

西島隆弘が出演したのはかなりテンション上がった。園子温、知人を大切にするタイプなのかな。

あとは、茶沢がコルテッツを履いていてかっこよかった。僕もコルテッツをかっこよく履きたい。女性がコルテッツ履いてるの本当に良いんだから。

住田頑張れ!

ヒミズ

ヒミズ

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

地獄でなぜ悪い

監督:園子温
公開:2013年
英題:Why Don't You Play in Hell?

 

 上記の『ヒミズ』と同日に観た。園子温繋がりということで。

これは大変愉快なコメディとして観れば差し支えないと思う。とても面白かった。たくさん笑った。

二階堂ふみの魅力にやられている。

地獄でなぜ悪い

地獄でなぜ悪い

  • 発売日: 2016/06/20
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

何者

監督:三浦大輔
公開:2016年

 

当事者ではなく俯瞰して物事を見る姿勢、他人からサムく分析者というポジションをとる、拓人と自分を重ね合わせた。認めたくはないけれど、かなり似ているのかもしれない。自分では何もできないくせに人を批評すること。

就職活動がいやだ。あと数回年を重ねればその現実を受け入れなければならない状況になる。

何者

何者

  • 発売日: 2017/05/10
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

恋の罪

監督:園子温
公開:2011年
英題:Guilty of Romance

 

 神楽坂恵演じる菊池いずみのめざましい変化変貌に目が釘付けになった。作中の言葉を借りれば「下品に墜ちていった」様子が現実的かつ虚構的に描かれていた。すごい。

ラストでは、女刑事も渋谷区円山町に辿り着いてしまう。後輩から聞いたゴミ収集車を追った主婦のように。

セックスをしてお金を巻き上げることで名前が意味を持つ、というニュアンスのセリフがあって、とても極端な思想ではあったけれども、そうでもしないと受け入れられない現状があった。

恋の罪

恋の罪

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

奇妙なサーカス

監督:園子温
公開:2005年
英題:Strange Circus

 

近親相姦や性的虐待をテーマに置き、過激なエログロ描写のある本作は、正直観るのが苦痛だった。それでもエンドロールまで観てしまう、この感覚は興味だろうか。

ストーリー構成や展開もかなり劇的だった。園子温の初期作である『自転車吐息』のような空気を漂わせていた。カメラワークやカットのせいかな。単純に画質が悪いからかな。

再び観ることはない。

奇妙なサーカス Strange Circus [DVD]

奇妙なサーカス Strange Circus [DVD]

  • 発売日: 2006/02/24
  • メディア: DVD
 

 

 

 

 

アメリカン・アニマルズ

監督:バート・レイトン
公開:2018年
原題:American Animals

 

Netflixの新作だったので観た。大学生4人が大学図書館に保管されている貴重な本を強盗したという実話をフィクションチックに実写化している。実際犯行に及んだ4名もインタビュイーとして登場する。

緻密に組み立てられた犯行計画も、所詮は素人の若者が思いついたもので、ことごとく失敗していく様子がユーモラスである。『レザボアドックス』のように仲間内で色のあだ名をつけるシーンとかいかにも若造って感じで良い。

中盤の編集がかっこよかった。それぞれが犯行に向けての準備をするところ。YouTubeっぽかった。

アメリカン・アニマルズ(字幕版)

アメリカン・アニマルズ(字幕版)

  • 発売日: 2019/10/25
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

みんな!エスパーだよ!

監督:園子温
公開:2015年
英題:All Esper Dayo!

 

中学生の時に観ていたらとんでもないことになっていたと思う。

映画 みんな!エスパーだよ!

映画 みんな!エスパーだよ!

  • 発売日: 2016/03/23
  • メディア: Prime Video