The Azure

動き

いったいなにが僕を出町座まで繰り出させたのか

昨晩は飲食店で、今朝は小売店で時給制労働をして疲弊しきった僕は、夕方にお布団の天日干しと期末レポートの片づけというメインイベントを消化し、安らかに一日を終えるはずだった。はずだったのだが、ふと思い立って「出町座」というミニシアターへ行くことにした。「ドロステのはてで僕ら」という映画を観に行くためだ。

 

その映画は、例の映画の授業で先生から紹介があり知った。先生の教え子が出演していて、京都駅の近くのカフェが舞台となっているとのこと。紹介があったときは正直あまり興味がなかった。けれども、次週のZoomがこの授業の最終回であるため、せっかくなら先生から推された作品を観に行こうということで、僕は街へ繰り出した。

 

考えてみると、夜に出かけたのは京都で生活を始めて以来初めてのことである。僕が自転車で走った道は、いつも朝に通勤するときに走る道なのだけれども、まったく違う道のように感じた。飲食店が活気にあふれていたり、大学生らしき男女が数人で歩いていたり、早朝だと見ることのできない景色が広がっていた。いつも僕が部屋でパソコンと向き合っている間、外はこんな状態なのかと驚き、自分がひどく場違いな存在であるような気がして、肩身が狭かった。

 

 

出町座は京都市上京区にあるミニシアターである。喫茶店や本屋も兼ねている劇場だ。店内の壁は映画のポスターや様々な書籍で混雑しており映画を観なくても楽しめる場所だった。僕は映画も観たのだけれども。

f:id:AOblue:20200719222924j:plain

映画館から出て帰路についたのだが、ブログのために写真を撮らなければならないという衝動に駆られ、引き返して撮影した。

出町座 | 京都 出町桝形商店街にある映画×書店×カフェのカルチャー拠点

 

 

映画の感想についてはまた別のエントリで書き記したいので割愛させていただく。簡単に説明すると、めちゃ面白かった。どのくらい面白かったかというと、1000円もする映画のパンフレットを購入してしまったくらいだ。

ちょうど今日はてなブックマークのホットエントリに入っていて驚いた。僕だけではなく、誰が観ても面白い映画だと思うのでぜひご覧あれ。

f:id:AOblue:20200719222920j:plain

スタンプを押せたのだけれど、押さなかった。

 

SF(すこし・ふしぎ)映画の最高峰「ドロステのはてで僕ら」をきみは見たか? 大絶賛の5つの理由を全力で解説 (1/3) - ねとらぼ

 

 

 

期末レポートが山積みになっているのにも関わらず、僕が出町座へ繰り出した・繰り出せたのはなぜだろうか。普段なら外へ遊びに出かけることなんてしないし、したいとも思わない。僕は何を求めていたのだろうか。非日常感?わからない。いつもと違うことをしてはっちゃけたかったのかもしれない。

ただひとつ言えることは、僕は今日、出町座でドロステのはてで僕らを鑑賞してとっても楽しかったということだ。山盛りの課題で鬱蒼としていた暗い気分も晴れ晴れとして(それは今日が久しぶりの晴天だったように)、リフレッシュできた。

とびきりの晴れの日だからお布団を干す気になるように、とびきり心が晴れたのでレポートも勢いでやっつけられる、そんな気がしている。