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動き

アメリカン・ビューティー

「あーーー!!!いい映画観た!!!」って映画。興奮した。面白かった。

これも例の映画の授業で取り上げられたもの。良い授業を履修したなと過去の自分を褒めてやりたい。単位も取れたらもっと褒めてやりたい。

 

ネタバレを含むことがあります。

 

 

 

 

アメリカン・ビューティー

1999年のアメリカ映画。監督はサム・メンデス。イギリス国籍らしい。

 

崩壊寸前の冷め切った家族、うまく行かない仕事、反抗期の娘...。必死にバランスをとろうとしていた男はある日、娘の友人に心を奪われてしまう。 

 Netflixは同映画を以上のように説明する。こんな言い方だと、その男と娘の友人にフォーカスしたえっちな映画だと思うじゃん。R18指定だし。ところがどっこい、彼が物語の起点であるのは間違いないのだが、そこだけではない。すべての登場人物と彼らのバックグラウンドに考察の余地がある。

どんどんネタバレしちゃうので観たい方はブラウザバックしてね。僕は警告したぞ。どのシーンも面白いので上げるとキリがないので、今回は2点だけ書き留めておく。

 

ひとつめ。隣の家のおじさんが実はゲイであったという衝撃な事実。それは、男にキスを迫ることで判明するのだが。彼は元軍人である。彼の生きた時代はホモセクシュアルである事実は容認されなかった時代だ。きっと彼自身も自分がゲイであるという事実を目止めたくなかったに違いない。彼の同性愛を否定する言動は自分を認めないという意思が存在していた。自分がゲイだと知られた彼は男を銃殺することでなかったことにする。そこまで同性愛が悪いことだったのか!これがアメリカン・ビューティーなのか!皮肉である。

 

ふたつめ。娘のボーイフレンド、すなわち元軍人のゲイの息子、にとっての美しいものが美であるという観点。彼は死んだ鳥を見て「美しい」と言い、最後のシーンでも銃殺された男を見て笑みを浮かべる。彼にとって死は美であった。サイコ野郎、なのかもしれない。ここで気になるのは、彼が娘のことも美しいと病的に崇めていた件だ。彼は娘に「死」を見出していたのだろうか。いったいどの部分で?興味深い。これももしかするとアメリカン・ビューティーなのかもしれないね。

 

 

例の授業で「アメリカ映画についてのレポート」が宿題としてあるのだが、これをテーマに書くことに決めた。十分面白かったし、書きやすそうだからね。良い感じのレポートになったら提出後にこのブログで公開しようと思う。よかったら読んでね!

 

アメリカン・ビューティー (字幕版)

アメリカン・ビューティー (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video