課題を片付けなければと思いながらも映画を観てしまう。
いつかきっと課題に取り掛かるだろう。
ネタバレを含むことがあります。
イージー・ライダー
1969年公開のアメリカ映画。デニス・ホッパーが監督である。かなり古い映画だな。
2人の青年が「謝肉祭」を目指してバイクにまたがり、旅をする話。謝肉祭ってなんだよ。ググった。カトリックの行事みたいなので、肉を断食する直前に行われるカーニバルだと。へぇ。
前半のシーンカットが気になった。前後のシーンが点滅するようにして変わる。その方式で一貫して行うと思いきや前半だけだし、よく分かんないな。
LSDによる幻覚を表現するカットも面白かった。映画におけるドラッグの表現は若者の鬱蒼とした気持ちとか社会への反抗を示しているようで面白い。今後も注目して観ていきたい。
ラストが衝撃的だった。あんなにあっさりと殺されてしまうだなんて。そんな殺伐とした雰囲気が当時のアメリカという国にあったのだろう。叫ばれる自由も所詮は制限ありきの自由だったのだ。「長髪」もその映画の、当時のアメリカを示すポイントだったのだろうか。
全体的には退屈だった。僕はゼロ年代生まれだし。60年代のアメリカを知っていればもっと面白かったに違いない。