現代を生きるものはネットフリックスの恩恵を受け、1日に複数の映画を躊躇なく鑑賞することができる。
ネタバレを含むことがあります。
スプリング・ブレイカーズ
2013年公開のアメリカ映画で、監督はハーモニー・コリン。同監督は、KIDSの監督でもある。キッズ観たことないな。観たいな。
4人の女子大生が遊び金欲しさに強盗を働き(実際に強盗をしたのは4人)、パリピになって、ドラッグで捕まり、ギャングに保釈金を支払ってもらい、事が大きくなる話。
序盤は黒髪の女子大生の子の視点で話が進むようだったのだが、ギャングの登場で彼に焦点をスイッチしていたように感じて、不思議な感覚だった。まるで仮面ライダー響鬼のよう。
「自分が何者であるのか」「自分探し」というテーマが取り上げられていたにも関わらず、覆面を被って悪事を働く彼女たちのジレンマを感じた。
自分の所有する武器やカネを誇示するギャングも、2人の女性に慰めてもらっていてウケた。
男性中心のストーリー展開だと、金!セックス!ドラッグ!みたいに単純なイメージなのだが、女性からの視点だと、男性ほど明快でないのが面白かった。例えば、女性同士の愛の描写など。
最後の描写も不思議で、つまるところ何を伝えたかったのかあまりよく分からなかった。面白かった。