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タクシードライバー

 春学期にアメリカ映画を取り上げる授業を履修した。新型ウイルスの影響で自宅待機を余儀なくされる今、映画を観ない手はないだろう。Netflixのお陰で、たくさんの映画を観ることができる。ただ映画を観るだけではなく、観た映画についてブログに書き残しておこうという次第である。

 

 ネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

タクシードライバー

 

 1976年公開のマーティン・スコセッシ監督の映画である。現代はTaxi Driver。1976年にはロッキード事件が起き、アップルが設立され、村上龍限りなく透明に近いブルーを出版した年だそうだ。僕は生まれていない。

 

 ベトナム戦争帰りの主人公トラヴィスがタクシー運転手として働くシーンから始まる。退廃した街にうんざりし、その「悪」に立ち向かおうと正義感に燃えるが、その姿が狂っている。一応ハッピーエンドなのだろうが、すっきりとはしない。大統領候補の暗殺に失敗し、娼婦を売る男を殺すことで英雄として新聞で取り上げられる。ラストシーンは、初デートでポルノ映画を観に行ったせいでフラれた女性が乗客として現れるシーンだ。うまく説明できないな。あらすじの書き方も勉強したい。

 フォレストガンプを観た時もそうだったが、アメリカ映画はベトナム戦争を取り上げがちだ。世界史を詳しく勉強したことがないので、ベトナム戦争アメリカに与えた影響は大きかったのだろうか。ベトナム戦争については今後の宿題としたい。

 主人公が上司に何かしてみたいことがあると相談するシーンがある。自分で何かを変えられる(街の悪を打ち砕ける)と考える若者と自分の現在の職に諦観的である上司の対比?がよかった。

 大統領候補を暗殺する前に、彼はコンビニ強盗を殺して店主を救う。そして最終的にやり遂げるのは街のギャングの銃殺である。彼の想定していた制裁(大統領候補暗殺)より程度の低いことである。いくら正義感に燃えても、ひとりでは為せることは小さいことを示しているようであった。もともと彼は社交的ではなく、いつも孤独を抱えていたのも背景にあるだろう。

 

 

 

 

 

タクシードライバー (字幕版)

タクシードライバー (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video