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動き

高校生最後の定期考査を終えて

 ビジネス経済応用と英語表現の考査をパスし、見事高校生最後の定期考査が終わった。すごく楽しかった。それは今回のテストだけに芽生えた感情ではなく、高校生活の定期考査というイベントが楽しかった。部活動も頑張ったし、恋にうつつを抜かすこともあったが、僕が高校生活で一貫して真剣に取り組んだことは、定期考査である。あまりこの言葉を使うのは好きではないが、あえて言うなら、それは僕の「青春」そのものだ。あくまでも高校3年間で、だが。

 テスト期間は一種のお祭りのようなもので、テンションが上がる。バイブスがぶち上がる。これを僕らは「テスト・ハイ」と呼んでいた。嘘である。

 商業高校のテストなんてたかが知れたもので、普通科高校並びに進学校で勉学に励まれている方には「勉強を頑張りました」なんて口が裂けても割れても言えない。基本的に暗記がメインなので、時間をかければかけるほど結果になるのが、面白かった。そんな感じ。

 

 お昼前にはテストが終わり、3年生はおのおのの好きなのように散っていくのだが、僕は散れなかった。担任に頼まれて、14時から同じ学科の2年生に向けてスピーチ?お話をすることになっていたからだ。人の前に立って話す経験は、中学生以来なのでかなり緊張していたし、話してほしいと言われた内容は「読書について」だったので、悩んだ。

 いざ、お話をしてみると、2年生の子たちの反応はすこぶるよく、ウケた。かなりウケた。教室内には教師はいなく、自分と彼らだけだったので、砕けた感じで話せたのが好評だったのかもしれない。自分は人前で話すことが(場合によっては)かなり好きである、ということを卒業を目前にして知ることができた。ばっちぐーな収穫である。誘ってくれた担任には感謝したい。

 

 

 帰宅してから、もやもやする出来事があったので、ジムでランニングと水泳をすることにした。およそ7キロ走り、およそ15分泳いだ。5キロを超えた段階で、10キロ走ることを目標にしたのだが(家から学校までの距離であるから)、途中でダウンしてしまった。自転車を発明した人にも感謝したい。

 中3の頃によく通ったジムである。当時は、気さくに声をかけてくれたおじさんとよく話していたのだが、今日3年ぶりにそのおじさんに会えた。「顔が変わったな」とか「相変わらず筋肉はないな」とか「走り方が全然違うな」とかたわいもない会話をした。いやこれは会話ではないか。とにかくお喋りしたのだ。

 もしかして、もう二度とおじさんと話すことはないのかも、と思うと、残念だ。いやそんなに残念ではないか。そのくらいの距離間で良いのだ。人生を線に例えるのなら、その線がずっと交わりあう人なんて数人で充分だから。いやーたまには交差していきたい。やっぱそうでもない。

 

 

 以上が僕の最後の放課後の過ごし方である。最後であることに意味を見出す必要などないのだが、一応区切りとして。明日からは自由登校期間である。

 

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