今年2度目の東京へ行ってきた。というのも女子バスケット部が全国大会に出場するようで、それの応援のために無理やり行かされたのである。非常に疲れ、無駄な時間を浪費した1日であった。
そもそも「応援」というのは、主体的に行うべきだ。自分が気に入った人の背景を知って、支えたいと思って初めて応援が成り立つ。強制的にさせられる応援など応援ではない。それを本日全うしてきた。僕自身、女バスの中に特に親しい者がいないので、実につまらなかった。僕の中では、うちの女バスを応援するのは隣の高校の女バスを応援するのと等しい。思い入れのないチームを必死に応援してきたのである。
これほどまで今日の応援に嫌悪感を抱くのは、きっと僕が純度の高い応援しかしたくないからであろう。もちろんみんなそうなのだろうが、自分の「応援」に嘘をつきたくないというか、そんな思い。
応援をするのであれば心から全力で応援したい。それができないのなら応援をすべきではない。
商業高校生として社会を学ぶ一環で「したくない応援をする」ってことをしたと捉えればいいや。そうしないと耐えられない。
今日得たのは、行きのバス6時間分と帰りのバス6時間分の読書時間。それで村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス(上)」を一気に読めたので良しとしよう。再読である。
昨年も行ったことを書いたことを思い出した。