The Azure

夢は夢のままで

姫路旅行

  冷え込みが激しくなり、本格的に冬が始まったと感じる。そんな頃にはもうクリスマスが去り、ついでに2019年も去り行こうとしている。みなさんいかがお過ごしだろうか。僕はいかがお過ごしだ。

 

 25日と26日の2日間、姫路城のあたりへ恋人と旅行をしてきた。姫路城と觜崎橋の観光が主な目的の旅行である。念願のデートであり、実際とても楽しかったので「旅行記」と称して思い出を記録していきたい。非常に内輪ノリ的な(僕と恋人の)内容になるので、ぜひともみなさんにも参考にしていただきたい(?)

 

 

25日

1日目がクリスマスなのは狙ったわけではなく、お互いの予定が空いている日がこの日しかなかったからである。しかし幸いにも、クリスマスの思い出としても機能した旅行になって良かった。あと、結構空いていた。クリスマスにイルミネーションを見に行く高校生はいても、姫路城を望みに行くティーンエイジャーは少ないようだ。感謝。

 

岐阜 → 姫路

6時半に岐阜駅に集合し、40分ごろ発の電車に乗って姫路へ。何度か乗り換えはしたが、説明がめんどくさいので割愛。10時半に姫路駅に着いた。ホームで姫路名物?の「えきそば」で腹ごしらえ。

 

f:id:AOblue:20191228123623p:plain
 12月下旬午前10時半の姫路駅は、空気が澄んでいて寒かった。

 

f:id:AOblue:20191228135110j:plain
 10時のおやつに食べた姫路名物(のはずの)「えきそば」は、そばとも言えず、ラーメンとも言えず、不思議な食感だった。美味しかった。

 

觜崎橋東詰

 僕が好きなバンドに「さよならポエジー」というものがある。中学3年生の冬に買った彼らのアルバムを今でも聴いていて、思い出深い。今年ベースのメンバーが脱退してから、活動が細々していて残念である。さて、彼らのファーストアルバムである「前線に告ぐ」に「觜崎橋東詰に月」という曲がある。その「觜崎橋」へ行ってきたって話だ。いわゆる聖地巡礼。これに関しては完全に僕の好みなので、恋人に付き合ってもらった形になる。さんきゅー!

 姫路駅から東觜崎駅へは電車でおよそ30分程度だった。いい感じの田舎だった。つまり、僕が住んでいる町と同じくらいの雰囲気だったということだ。

 

f:id:AOblue:20191228135104j:plain

 妙な存在感のある無人駅から徒歩10分程度先に、觜崎橋はあった。この文字を見た瞬間に鳥肌が立ち、うわぁ!と叫んでしまった。ちなみに鳥肌が立ったのは嘘。比喩表現である。

 川辺でおじいちゃんが何か作業をしていたので「何しているんですか?」と尋ねると、返答があったものの聞こえなかった。方言や彼の呂律の問題ではなく、単純に声が小さくて聞き取ることができなかった。もう一度聞き返そうと思うほど興味はなかったので、笑って誤魔化した。

 

f:id:AOblue:20191228135046j:plain

 ただの橋だ。

 

昼食「ぐじゃ焼き」

 姫路駅から城までを結ぶ大手前通りや商店街から少し外れた場所に「ぐじゃ焼き」という姫路市民のソウルフード的立ち位置のお店があると聞きつけ(ネットの海に転がっていた)そこで昼食をとった。

 店に入ると、大きな鉄板に椅子が5脚程度囲んでいた。それだけの佇まい。店主は笑顔の素敵なおばあちゃんだけ。「いかにも」なお店だった。僕も恋人もそういうのが大好きだ。店の雰囲気も含めて美味しかった。

 

f:id:AOblue:20191228135107j:plain

 店主が僕の恋人に「アンタの笑顔はすごくいい」とべた褒めしていた。そうなのだ。恋人の笑顔はとてもキュートなのだ。目じりにしわがぎゅっとと寄る感じが堪らない。僕は見向きもされなかったので、人格を見抜かれた気がした。

 素敵な恋人と付き合っているのだと再認識した。

 

姫路城

 昼食を終えると14時を回ろうとしていた。姫路城へ入れるのは17時までだったので急いでお城へ向かった。

 大手前通りには無数の銅像が並んでいて、姫路城まで行く道だけでも楽しめる。恋人と銅像の写真を撮りながら、この旅行のいちばんの目的である姫路城へ足を運んだ。

 

f:id:AOblue:20191228135101j:plain

 入り口付近で老夫婦に写真を撮ってくれと頼まれたので僕たちも撮ってもらった。ありがたい。おばちゃんと「もうちょっと近づきなよ~」と言われ、照れながら腕を組んだりしたのは良い思い出である。行き場のない僕の右手は、まるで卒業式かのように拳を作り、ふとももに載せられた。へにょへにょしてるな。

 

f:id:AOblue:20191228135036j:plain

 めちゃくちゃかっこよくね?

 以前から行きたいと言っていた恋人は大興奮していたが、それに負けないくらい僕も興奮していた。どっしりとした佇まいは「日本のお城!」感があって素敵だった。白い壁面と黒い瓦のコントラストを青空が引き立て、色彩的にも美しかった。

 天守閣まで登ると、窓から城下町を一望することができて圧巻だった。恋人とじーっと眺めていたのを覚えている。またこの景色を見に来たいねと誘ってみた。次来るなら桜の咲く春もしくは紅葉のきれいな秋がいい。

 

 山の頂ではない、低い場所に位置する姫路城は人々の営みに溶け込んでいて、それが素敵であった。町の人たちが当たり前のように見ている姫路城は、季節によって様々な顔を見せる。普段から気にも留めないが、そこにあると安心する(かどうかは知らないが)。そんな関係性が素敵だなと。

 僕の町にも岐阜城という城があるが、それは金華山のてっぺんに聳え立っていて、あまり生活とは噛み合わない。それはそれで良いのかもしれないが。

 

好古園

 15時半ごろ、姫路城に隣接(?)されている好古園へ行った。日本式の庭園が楽しめるパークみたいな場所だ。園とパークって一緒か。日本庭パークだ。そこへ行ってきた。

 

 

f:id:AOblue:20191228135148j:plain

 水の流れる音に耳を傾けたい僕。

 

f:id:AOblue:20191228135043j:plain
 春や秋だと楽しい景色が満喫できただろうが、いかんせん冬真っただ中だったので、草木が枯れまくっていた。控えめな庭園を楽しんだ。

 やはり春か秋がいいよなとお喋りした。これは再び行くための口実になるぞと睨んでいる。結局のところ恋人も行く気満々なのだろうから、誘えばふたつ返事で行ってくれる(はずだ)。

 庭パークを一周して、次は動物園へ向かった。

 

姫路市立動物園

 動物園の閉園時間は17時だった。僕たちが入園したのは16時半ごろ。楽しめるのは30分程度だった。とはいえ十分楽しかった。「いい感じ」の動物園であった。

 

f:id:AOblue:20191228135114j:plain

 特にいい感じだったのは、シマウマにつけられた名前が「チェス」と「オセロ」であったこと。そのままじゃねーか。面白かった。

 小学生以来、動物園へ行くことなんてなかったと記憶しているので、自分が思っていた以上に楽しめた。リスザルは可愛いし、ホッキョクグマはでかいし、アナグマは気持ち悪いし、フクロウの首の可動域は広い。

 

 閉園時間を知らせるもの寂しげなメロディーは僕らの旅行の1日目の終わりも知らせるようで寂しくなった。彼女も同じことを考えていただろう。夕焼けがそれを助長させた。僕らは姫路城を背にして、夕飯を求め商店街へ繰り出した。

 

夕飯「麺や六三六」

 昼食をとったお店にいたお客さんに「いわしろ」という定食屋さんをおすすめされたので、そこに行ってみようとしたものの、閉まっていたた。予定が狂ってしまい、何とかして見つけたのがこのラーメン屋さん。

f:id:AOblue:20191228135857j:plain

 あっさりしていないように見えて、意外とあっさりしていて美味しかった。煮干しのダシが効いていた。

 僕は食レポには向いていないようだ。恋人とカウンター席で食べた。美味しかった。

 

姫路城 イルミネーション Ver.

 恋人が、姫路城は夜になるとライトアップされるという情報を手に入れ、照らされる姫路城を見に行くことに。

 正直なところ、下手にライトアップされた姫路城よりも、雲一つない青空を背景にした姫路城のほうが何十倍も美しかった。言うまでもないだろうか。

 

f:id:AOblue:20191228135900j:plain

  ホテルへチェックイン時間が遅れても構わないかと電話をかけてくれている恋人である。かわいい。

 

 単に僕らは歩くので疲れていてへとへとだったから、照らされる姫路城への感動が薄かったのかもしれない。もう少し近くで見るために歩く余裕はどこにもなかった。この日は合計で25000歩、距離にすると15キロも歩いていたそうだ。そりゃ疲れるな。

 

東急ハンズ 姫路店

 チェックインする前に、姫路駅内でショッピングをした。ショッピングといっても、実際にはおそろいのボールペンを買っただけなのだけれども。思い出作りってやつだ。

 25日にデートをすると分かり、クリスマスプレゼントを用意しないとなという思いに駆られた。誰かにプレゼントを献上したことがない僕にとって非常に難題だった。そして、自分も欲しかったという理由から、PARKERのジョッターを名前入りで贈ろうとした。そして、やめた。行事ごとに無頓着である僕らだから、かえって恋人に気を遣わせることになるだろうし、お気に召さなかったら悪いなと考えたからである。

 しかし、世はクリスマス。数時間後、僕が圧倒的後悔の念に駆られたのは言うまでもない。これはまた後のお話で。

 

 というわけで、東急ハンズで例のジョッターを発見した。さらには、名入れを無料で行ってくれるという。これは買うしかないと、恋人に勧めた。彼女も乗り気になったので購入に至った。かっこいいと大喜びしてもらえて良かった。そして、プレゼントしてあげればよかったなと思ったりした。

 

f:id:AOblue:20191228135923j:plain

 黒いのが僕ので、グレーのが恋人のペンだ。上部の銀色のスペースにそれぞれの筆記体の名前が彫られている。よく見ないとわからない感じが上品でおしゃれだ。

 

 ボディー部分はつや消しが施されており、ザラザラとした感触で持っていて気持ちいい。また、PARKERのペンのクリップは矢の形になっていて、ジョジョの「弓と矢」を連想させてかっこいい。力強いノックの音も、戦隊モノのロボットのギミックのような感じがして、わくわくする。レビューはこんな感じだ。

 恋人に筆記具を贈るにあたって、パーカーのジョッターという選択肢は大いにありだ。値段以上の上品さがあり、万人受けするデザインで種類も豊富だ。いかが?

  非常に良い買い物ができた。お互い満足ぷくぷくの状態でホテルへ向かう。

 

カプセルホテル キャビンイン姫路駅前

 未成年である高校生が宿泊を含めた旅行をするにあたって、どうしてもシビアにならなければいけないこと。それはホテルの問題だ。

 こちらとしては、ふたりでひと部屋に泊まり、いちゃいちゃを満喫したい。当然のことである。しかし、未成年で学生という身分である以上、双方の親に許可を取り、信頼されるカップルであるべきだ。ということで宿泊先はカプセルホテルとなった。こういう言い方をすると語弊があるな。恋人のご両親が「カプセルホテルならいい」と許してくださった。元々は宿泊さえ許可が下りなかったそうなので有難かった。

 

 キャビンインはビルの上階に所在するカプセルホテルで、泊まり心地の良いホテルであった。フリードリンクの用意されているラウンジがあり、そこで夜更けまで恋人と1日の振り返りなどした。風呂上り(というよりシャワー上がり)の恋人の姿を見ることができたのは新鮮で良かった。なによりメガネ姿が可愛かった。ずっときゅんきゅんしていたのはここだけの話である。

 

 そして、このタイミングで恋人からクリスマス・プレゼントを貰った。ブルックスブラザーズの可愛らしいハンカチだ。サプライズってやつだ。まさかプレゼントを貰えるなど思ってもみなかったので、めちゃくちゃ嬉しかった。だがしかし、僕は彼女へのプレゼントを一切用意していなかった。嬉しさと同じくらい後悔した。

 恋人に「準備していないでしょ?だと思って敢えて」とか言われちゃって。図星である。情けないぞ!彼氏!

f:id:AOblue:20191228135920j:plain

 フロントでボードゲームを借りることが分かったので、恋人とボードゲームをして遊んだ。これは「ガイスター」というゲームだ。少し前に恋人とこのゲームをして遊びたいねと話していた。夢がかなった。

 25時ごろになると、お互い眠気がピークを迎えた(もしかすると恋人はすでに迎えていたのかもしれない)ので、寝ることになった。メガネをかけた恋人への別れを惜しみつつ「おやすみ」と声をかけた。今まではLINEでしか言ったことのない挨拶を実際に言えたので嬉しかった。次は同じ布団でおやすみが言えるといいな。

 

aoblue.hatenablog.com

 

 

26日

6時半に起床。スマホを確認すると、1時間前に「おはよう」と連絡があった。「明日は寝坊するかも」とか言っていた恋人のほうが早起きであった。あとで確認すると、寝付けなかったらしい。カプセルホテルだったので仕方ない。次は、ふわふわのベットで僕と(略)

 

 シャワーを浴び、身支度をして、7時ごろに恋人とフロントで待ち合わせ。ずんずんと商店街へ繰り出した。

 

 

f:id:AOblue:20191228140517j:plain

 昨晩栄えていた商店街も、早朝は人通りが少なくひっそりとしていた。

 2日目はあいにく雨の降る予報だったが、曇りと小雨だけでおさまったのは、よかった。天気をも味方につける男こと僕である。

 

f:id:AOblue:20191228140529j:plain

 朝早くから大勢の客で賑わっていた。

 このお店のアーモンドトーストは、アーモンドバターを食パンの上にさらにスライスアーモンドをのせているのが特徴らしい。文字だけでも美味しそうだ。

 

f:id:AOblue:20191228135913j:plain

  ニットの可愛らしい恋人がメインの写真しかなかったのは、つまりはそういうことである。写真下部に見えるのが、例のアーモンドトーストだ。ふわふわの食パンにサクサクのアーモンドとバターがのていて、美味しかった。食感ヨシ、味ヨシ、だ。コーヒーにとても合った。

 トイレは和式であった。

 

姫路城 曇り空Ver.

 ホテルへ戻り、昨晩もお世話になったラウンジで2日目の作戦会議をした。10時がチェックアウトの時間だったのだが、その時間までみっちりと話し込んだ。実際には、お互い疲れていたので、のんびり休んでいただけなのだけれども。

 

f:id:AOblue:20191228140523j:plain

 とても居心地がよかったので、離れるのが名残惜しかった。いいホテルに泊まった。

 まずは、姫路城へ向けて歩いた。

 

f:id:AOblue:20191228140519j:plain

 この写真は確かチェックアウトする前、モーニングを食べるか食べないかのあたりに撮ったものだ。何度も姫路城を見に行った。

 薄暗い曇り空を背景にしたモノクロの姫路城も、ミステリアスでイかしていた。

 格好をつけたポーズをしたはずだったのだが、だらしない格好になってしまった。これはこれでかっこいいのだ。姫路城及び僕が映えているいい写真である()

 

 姫路城の近くにある、美術館へ足を運ぶ。

 

 

姫路市立美術館

 僕は今まで美術館へ行ったことはない。非常に興味があったので、恋人を誘って行くことになった。めちゃくちゃつまらない可能性もあったので、博打であった。

f:id:AOblue:20191228140506j:plain

 入り口・外観はこんな感じ。建物は赤レンガで構成されていて、レトロな雰囲気でおしゃれだった。庭にはいくつもの銅像が立ち並んでおり、姫路城を望むことができる。

 恋人が、レンガにバツ印があるものがあるらしいと、隠れミッキー的要素を教えてくれた。探してはみたものの、寒かったし、疲れていたので、数分で諦めて館内へ。

 

f:id:AOblue:20191228140509j:plain

 これは、僕が「銅像のポーズを真似していると見せかけて、フレデリックのオドループの振り付けをしている写真」である。

 関係ないけれど、トリコロールのコルテッツめちゃめちゃかっこよくね?愛くるしいフォルムが堪らない。ラン!フォレスト!ラン!卍

 

 

 館内ではテイク・ピクチャーズは出来ないので、紹介できないのが残念だ。なぜならとても楽しかったからである。

 

 2つの展示を見てきた。

 ひとつめは、マグリットの絵と詩の展示。シュルレアリスムの作品だ。これは何となく知っている作品が少しあって、面白かった。いわゆるシュールってやつだと思う。

 ふたつめは、ストラスブール美術館展。芸術に疎いのでわからないが、フランスにある有名な美術館の作品を展示しているそうだ。印象派から、肖像画アヴァンギャルドと呼ばれる前衛的な作品を時系列に沿って展示していた。素人の僕にも、作品の変化が読み取れて、非常に面白かった。

 特に好きだった作品は、ロタール・フォン・ゼーバッハの「ラ・ドゥアンヌからストラスブールへの道、雨の効果」と、ピカソの「ベンチに座る女」とアンリ・マティスの「水槽で泳ぐ女」である。これを機に、芸術作品への知識も知りたいと考えるようになった。

 

f:id:AOblue:20191228135143j:plain

 自分へのお土産に、マグリットのクリアファイルと、水槽で泳ぐ女のポストカードを購入した。いい感じだ。

 

昼食「いわしろ」

 「ぐじゃ焼き」にいたお客さんにお勧めしてもらった定食屋さんである。2日目の昼には開店していたので、良かった。そのお客さん曰く「三角物語定食」なるものが有名なのだそうだ。「三角お願いします!」と言うとツウぶれるらしい。

 

f:id:AOblue:20191228135853j:plain

 店構えがいい。僕も恋人もこんなお店が大好きなんだ。インスタ映えはしないかもしれないけれど、それ以上のものが得られると信じて店内へ。

 

f:id:AOblue:20191228135909j:plain

 メニューの名前もユーモアがあって面白い。恐らく何かしら由来があるのだろうが、おかみさんが忙しそうで聞くことができなかった。

 僕は「三角で」とツウぶって注文、恋人は「玉子とじとんかつ定食」をオーダーした。なぜ、三角にしなかったのかと尋ねると、食べたかったからだと答える。僕は初めて来る店では基本的に定番商品やおすすめの品を食べたいので、いい感性だなと惚れ惚れした。

 

f:id:AOblue:20191228140500j:plain

  三角物語定食とは、チキンカツ、とんかつ、エビフライに玉子がかけられているメニューだ。恋人が注文した玉子とじとんかつを兼ねていたので、彼女は残念がっていた。

 お味のほうは、すこぶる良かった。だが、ボリュームに欠けるところがあった。これは食べ歩きで補完できるとポジティブシンキングして、店を出る。

 

 今回の旅行で行った飲食店はどこも素敵なお店であった。特に、ぐじゃ焼きといわしろは僕らの好みをバッチリ抑えていた。本当に良かったので、みなさんも姫路へ旅行する際には、ぜひぜひ訪れてほしい。

 

ガーデン姫路

  以前からペアリングが欲しいと話していた。高校生らしくていいじゃん、って。

 彼女は1年生からバイトをしていて資金があるが、僕がバイトを始めたのはつい先日のこと。自分で稼いだお金で買いましょうということで、指輪はまだ買わないでいた。

 

 商店街を練り歩いていると「手作り指輪」の看板を発見した。これもまた思い出作りということで、作ることにした。ちょうど、25日に11月分のお給料を頂いたので、自分の稼いだお金で買うという条件も満たしており、ベリーグッドだ。

 

f:id:AOblue:20191228135916j:plain

  自分のサイズよりも小さいリングを鉄の棒に通して、金づちで叩いて伸ばす。

 店員さんに「女性がひとりで作るのは大変でしょうから、彼氏さんも手伝ってあげてくださいね」と言われ、がんばるぞと張り切っていたが、予想通り恋人のほうが早く完成した。僕は、綺麗な店員さんと恋人に見つめられながら、リングをたたいた。途中でよそ見をしてしまったせいで、少々サイズが大きくなってしまったが、まあこれはこれで良い思い出である。

 

 恋人にとって待望のペアリングであったようで、非常に喜んでいた。終始ニコニコだったので僕も幸せだった。ニコニコというよりムフフフという感じだろうか。ふたりでムフフフしていた。

 

f:id:AOblue:20191228140446j:plain

  僕は3ミリ幅、恋人は2ミリ幅のシルバーリングである。

 店員さんが、iPhone11の良いカメラできれいな写真を撮ってくださった。これだけではなく、ふたりで作業している風景や手の甲をカメラに向ける会見風の写真など撮ってくださり、粋な計らいであった。ありがたい。

 僕もアクセサリーの類を全く身に着けないし、恋人も耳に何かぶら下げるだけなので、良い違和感を覚えた。

 

 手をつないだ時に、僕のリングが彼女の指にあたるみたいで、それだけでムフフフしていた恋人が非常にかわいらしい。学校にもつけてきそうな勢いである。やめましょう。

 

姫路→岐阜

  予定では15時半の電車に乗って帰るつもりであったが、ふたりともへとへとで、十分満喫したし、いいよねってことで、14時半ごろの電車に乗って帰ることになった。

 他に語ることは特にない。幸いにも電車内で腰を下ろすことができたので、ふたりで2日間の思い出を語り合いながら、寝たりした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恋人へ

 ここまで読んでくれた頭のいかれた諸君は、僕の恋人か僕の大ファンくらいしかいないと思う。どうもありがとう。最後に僕の恋人への感謝を綴りたい。

 

 姫路での2日間のみならず、今年の4月から、楽しい思い出がいっぱいできました。本当にどうもありがとう。2019年は、君一色に染まってしまいました。なかなか良い、幸せな日々を送ることができました。

 

 念願の姫路旅行は楽しかったでしょうか。僕はとっても楽しかったです。楽しかったというより、幸せいっぱいでした。こういう文章には「時にはケンカもしたけれど」というフレーズが欠かせないイメージなんだけれど、特にケンカはなかったですね。残念(?)いやいや、仲良しがいちばんか。とにかく君の素敵なとびっきりの笑顔を見ることができて、本当に幸せでした。これからもぜひ見せてください。

 

 姫路城へ再び訪れることになる時に隣にいるのは、もしかしたら違う彼かもしれないけれど、その際にも僕のことを思い出してくれるくらいには爪痕を残すことができたと思います。僕の予想が正しければ、次もその次も隣にいるのは僕だろうと思います。僕しかいないですね。また、天守閣から良い景色を見ましょう。美味しいご飯を食べましょう。ついでに甘いキスも(略)

 

 

f:id:AOblue:20191228135054j:plain

 今度はどこへデートしましょうか?

 君と一緒ならどこでもいいんですけど。