The Azure

夢は夢のままで

流行との付き合い

中学生の頃は、流行っているものやみんなが好きなものに対して斜に構えていた。(今もそういう節はあるが)俗なものには手を出さない自分が最高のステータスであった。たとえ自分がそれに気になっていたとしても、我慢していた。もしそのコンテンツに触れたとしたら公言しないで自分の胸中にしまいこんでいた。少数派に傾くように一種の努力をしていたのだと思う。そんな価値観で生きていた気がする。断言できないのは覚えていないから。

 


今はそんなことはない。流行のものに興味があるし、クラスメイトと話を合わせるために(それはモテる男子はあくまでも“普通”であると気がついたから)彼らが見聞きするコンテンツに触れる努力をしている。しかしそれができない。なぜか。恐らく僕は中学生の頃に流行りのものを意識的に避け続けてきたがために、それに対して無意識のうちに警戒し抵抗しているのだ。

今なにが流行っているのかがさっぱりわからない。中学生の時は俗物を避けるためにアンテナを張っていた。どうやって張っていたのか覚えていない。もし皆が好みそうなのに巡り合えても「いや、これは危険なものだ」と何の根拠もなく避けてしまう。くだらない。

でも、自分が好きなものは揺るがないで好きだと言える自信はある。絶対俺のが面白いし、かっこいい。

 

 

 

もしかしたら、以前からずっと自分の興味の対象は相対的なものであったのかもしれない。

僕は自分でも気づかないところまで空っぽなのかもしれない。