The Azure

夢は夢のままで

無の40分

高校生になって1年と2ヶ月が経ったわけだが、どうしても納得できないことがある。自転車通学だ。あまりに無駄な40分を過ごしている。行き帰り合わせて1時間半なんて笑えねえぞ。毎日3時間する部活も、だらだら過ごす情報処理の授業も「高校生の良き懐かしき思い出」に浄化されていくのだろう。きっとそうだ。だが、自転車通学。お前は美化されることはないだろう。ただただ辛い思い出として僕の腹のなかに積もっていくんだ。雪みたいに。まぁ、時間が経てばすぐ溶けるのかもね。雪みたいに。

 


そんなに暇なら音楽でも聴いていけばいいじゃないとか言う輩がいるだろう。だが僕は運転中にイヤホンをつけるのはやめにしようと心に決めたのだ。死にたくないからな。もしものことがあっては困るんだよきっと。そういうことに関しては誠実でありたいと常々思っている。

それならスマホのスピーカーで聴けばいいという輩が現れる。言語道断!それは田舎の中学生か頭の湧いた高校生かもしくは田舎の頭の湧いた学生がすることだ。俺の中で彼らはイヤホンピーポー以上に不良である。ワンオクを垂れ流して下校するのがかっこいいと思っているのはお前だけだぞ。

 


あと1年以上も高校生活(自転車通学)が待っている。耐えるのだ。それ以上も以下もない。耐えるしかないんだ。

 

 

 

そして多分明日も僕は通り過ぎるバスに乗った高校生を睨んで自転車を走らせる。